比べてみると、見えてくる!
都会と佐賀の生活比較
佐賀と東京の暮らしを比較してみると気づかなかった一面もあります。
地元に残るもしくは、帰ってくる若者たちが、佐賀を選ぶ理由とは・・・。
1カ月のうち1日以上も満員電車で過ごしている?
人口密度の高い満員電車での移動にストレスを感じる人はいるでしょう。
東京の通勤に掛かる平均時間は片道45.4分。往復1時間31分。1カ月22日勤務で計算すると、1カ月(744時間)のうち約33時間も通勤に費やしているのです。満員電車で毎月約33時間の戦い。一方、佐賀県の通勤時間は片道26.5分。往復約53分。佐賀市内に住む人は、会社の近くに住宅を借り徒歩圏内という方も多いようです。また佐賀県民にとって通勤時間は、どんなに忙しい人も音楽やラジオ、会話を楽しむことができるプライベートな時間です。
1万6千円もお得な佐賀県!
1人あたりの月の食費平均は、東京都は平均50,135円、佐賀県は平均33,876円と約1万6千円という大差。佐賀は農業も盛んで食材の宝庫。お裾分け文化もあります。実際に玉ねぎは全国購入数量3位に対し、掛ける金額は全国14位と、それほどお金を掛けていないという結果が数字でしっかりと出ています。安い!美味い!が佐賀県の魅力です。
仕事と子育ての両立!待機児童率0.1%
都市圏では、子育てが原因で職場復帰が出来ないという声を聞きます。東京の保育所等待機児童数は3,690人で1位という結果。第6希望まで出しても、なかなかスムーズに保育園等が決まらないという意見が多数。一方、佐賀県の待機児童数は24人、割合は0.1%。保育園が決まらなかった方々は、第一希望の保育園に決まるまで実家に協力してもらいながら仕事に復帰する人もいるようです。頼る人がいるという安心こそが地元での魅力です。
また、佐賀県は教育面にも力を入れています。全ての県立高校で学習用パソコンの導入が行われ、小中学校共に、「ICT活用を指導する能力」、「情報活用の基礎知識や態度について指導する能力」1位と、教員のICT活用指導力はとても高く評価されています。
佐賀県はパパママ、子どもにも優しい、子育てしやすい街です。
佐賀県は子どもの割合が13.5%でなんと全国3位!
“よか時間”過ごしてますか?
理想の余暇時間を過ごしていますか。生活にゆとりを感じるために必要な要素は、時間とお金ではないでしょうか。佐賀県民には、余暇時間を持つための生活のゆとりがあることが、通勤時間の短さ、食費などから見えてきました。そこで「余暇時間ってなんしよっと?」20代の方にアンケート。結果は、食事やお酒を楽しめる場所に行く、自宅で過ごす、温泉に行く、ショッピング、趣味や運動の時間に使う人など様々でした。
佐賀県で「わい、わい、わい」で”よか時間”ば!
次回は佐賀のソウルフードの魅力を探ります。お楽しみに!
- 出典
- ・平成30年住宅・土地統計調査
・平成26年全国消費実態調査
・家計調査1世帯当たり品目別年間支出金額及び購入数量(二人以上の世帯)
・厚生労働省 「保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)」
・文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」
・総務省統計局 都道府県別人口に占める子供の割合(2019年10月1日現在)