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“サガまるわかりウェブマガジンSaga Vaccai ー 企業研究編 ー “ 読めば読むほど佐賀に住みたくなるはず!?
建設業の魅力は達成感!!
ICT施工など技術の進化で女性も働きやすい環境に
笠原建設株式会社
創業は1962年、風光明媚な佐賀県唐津市に本社を置く笠原建設株式会社は、生活に欠かせない道路や高架橋など土木工事が主力の老舗建設会社です。工事現場で活躍する女性技術者2人に話を聞きました。

―仕事の内容を教えてください。
太田)地盤改良など工事現場の責任者「現場代理人」として、工事を円滑に進めるために工事全般の作業計画や安全管理などをやっています。
濱﨑)現場では毎日朝礼をして、当日の作業内容や安全のために留意すべきことなどをみんなで共有するのですが、主にその資料を作成しています。作業は安全第一ですから、そこは特に気を付けています。

―建設業を選んだきっかけはなんでしょうか。
太田)20代の頃、笠原建設で現場事務所の事務をしていました。15年前に退社したのですが、やはり建設業に興味があり募集を知り再び入社して、工事現場の仕事につきました。
濱﨑)結婚して唐津に住むことになって、知り合いから聞いて応募しました。工事現場は「仕事をしてる実感があるだろうな」というくらいにしか感じてなかったですね(笑)
日々、仕事の成果が〝目に見える〟楽しさ

―建設業を選んだきっかけはなんでしょうか。
太田)達成感ですね。例えば、私が担当した道路改良工事では、山頂に登って樹木1本ずつのサイズを計るところから始まったんですよ。掘削して、のり面をつくって、最終的に道路が完成して、完成検査が通ったときには感動して涙が溢れました。そういう経験はなかなかできないですからね。
建設業は道路など、人々の生活には欠かせないインフラを支える仕事です。昔は自分たちが携わった仕事が「地図で見ることができる」と言って、誇りに思っていました。時代が変わって今は簡単にグーグルマップで見れますけどね(笑)
濱﨑)そうですね。仕事の成果が形になって〝目に見える〟のも、建設業の魅力ですね。宅地造成や河川工事の現場で、日々姿を変えていく工程を見ていると楽しいですし、やりがいがあります。1日休暇を取ると、その間に工事が進んでいますから、1日分の工程を見逃してしまったことを残念に思ったりしますよ。
快適トイレで女性も安心の労働環境
―男性が多い現場で、困ることはないですか
太田)女性が工事現場で作業することに、男性側がまだ慣れていませんから、どういう扱いをしていいのか分からないというのが本音ではないでしょうか。
女性がいる現場ではトイレは男性と女性を分けて設置されていますし、国交省が推奨する「快適トイレ」といって水洗機能や洋式便座が備わっているので、女性だからといって、特に困ることはないと思います。更衣室やシャワールームを備えているところもありますよ。
濱﨑)女性の先輩がいるのは心強いですね。安心感があります。ちょっとした疑問は同性の方が話やすかったりしますから。男性と女性は体力的に違いますから、男性社員も「きついときは言ってね」とか声を掛けてくれます。それに、結婚したばかりということもあって、「家事もあるだろうから早く帰っていいよ」と気づかってくれるのですが、逆に家事をちゃんとやらなきゃとプッシャーになることもありますけどね(笑)。みんながフォローしてくれるので助かります。
太田)思いやりの精神は弊社の〝社風〟だと思いますね。以前に比べて建設業はICT施工も増えて作業効率が良くなり、今は残業ばかりという仕事ではなくなってきています。現場事務所によっては冷暖房完備、パソコン、冷蔵庫もあり、快適です。男性に体力的には叶わないですが、労働環境も見直されていますから働きやすくなっていると思います。ただ、日焼けは覚悟しておかないとね(笑)。日焼け止めを塗ったりして対策しています。
―建設会社の女性技術職同士の交流はありますか。
太田)県職員や他社の女性技術者が意見交換する「SAGA建設女子con」があります。それぞれの会社の対応などを知ることができますし、その内容は自社に報告して、今後の参考にしています。
濱﨑)現場に出入りする他業者の方からも、「どこそこの現場に女性が働いていたよ」という情報が入ります。建設女子も増えてきたな、という印象があります。
資格取得に挑戦。経験を積んで仕事の幅を広げたい

―建設業を選択肢の1つに考えている女性にアドバイスはありますか。
濱﨑)弊社は暑さ寒さが大変というときは、空調服や飲料水、防寒着など会社から支給がありますから、心配しないでください。体を動かす仕事が好きな人は、建設業は合っていると思いますよ。
―今後やりたいことはありますか。
太田)図面通りにいかないことも多く、臨機応変に対処することが求められますから、経験が一番大切です。同じ土木で道路工事と河川工事では全く内容が違うので、配属された現場ごとに一から勉強です。それぞれ仕事内容は奥が深いですからね。先輩社員に聴きながら、私ももっと勉強して、経験を積んでいきたいですね。
濱﨑)入社するときには資格は必要なかったのですが、今後は施工管理技術者2級、1級の資格を取得して仕事の幅を広げたいですね。現場作業で内容を見ていると「こんな基準があるんだ」と毎日、新しく分からないこと出てきます。勉強に終わりはないですが、日々楽しんで仕事をしたいと思います。
建設女子が当たり前に働く会社に

古川)当社は女性が建設現場で働くことが当たり前の会社になるように、女性社員の意見も取り入れながら、育児休暇制度や週休2日など制度を整えて働きやすい環境づくりに取り組んでいます。現在2人の先輩女性社員が工事現場で活躍しています。安心して、応募してください。